チェーンを履いてすぐ脱いだ
いやぁ~降りましたね。
昨夜は50cmの予報だったので気持ち的には緩んでいまして…
朝起きて途方にくれましたね(笑)
大沢誉志幸さんの名曲が頭の中で流れましたよ。
積もってしまったものは仕方ないので除雪をするのですが、
ローダーの舵がうまく切れなかったり坂を登れなかったり。。。
なぜならば…
前輪のチェーンを脱いでいたんです。
なぜ脱いだのか。
シーズンに入ってから、1本のタイヤが妙にぺちゃんこなのに気づいたんです。
空気圧を測ったら、ほぼ空気が入っていなかった(笑)
それで、空気を入れたんです。
空気圧をネットで調べたり整備工場の知人に聞いたりして。
4本とも。
そしたらタイヤが膨らむじゃないですか。
すると…
今までは柔らかいタイヤがチェーンの衝撃を吸収してくれていましたが、
それが無くなったので飛び跳ねるんです。
冗談じゃなくてまともに走行できない。
想像してみてください。
4輪ともチェーンが地面に接するタイミングが違うので、
運転手が立体的に八の字(もしくは零の字)を描きながら走るんです。
跳ねて落ちて、落ちた反動とともにまた跳ねて…
どんどん数字が分厚くなっていきます(笑)
そうすると、止まるしかありません。
そしてまた走り出す。
それで我慢ならなくなり、
前輪を脱いでみたら走行性が格段にアップしたわけです。
それもそのはず、
4回跳ねるのと2回跳ねるのでは全く違うわけです。
縦揺れはあっても前後の揺れはなくなりました。
それで今回の寒波です。
当然ですが悪路は全輪チェーンの方が強いです。
ちょっと歯がゆかったので、再び前輪のチェーンを履いてみました。
でも…やっぱり耐えられなかった(笑)
作業後、すぐに脱ぎました。
写真のようにバケットを下にむけると前輪が浮くので、
チェーンの脱着はとても容易です。
数分ですね。
さて、ここまで読んで皆さんは一つの疑問を感じるでしょう。
空気圧を下げればいいんじゃないか?
ですよね~
そうも思ったのですが、タイヤも相当古いんです。
ひび割れもかなりあって、
少ない空気圧で走行するのはタイヤにとって素晴らしくよくないことかなと。
というわけで、チェーン2本体制で頑張ります!
積雪量の少ない地域では後輪だけチェーンを履いたローダーを見かけますが、
こちとら、松之山さんだぞ!
と全輪チェーンが当たり前だと思っていました。
駄菓子菓子。
道路除雪などをしているローダーは坂道が多いですからね。
それは全輪履いていないと無理です。
この機械はホイールベースが短いので、
地面まできれいに出そうとすると前輪が浮いた状態になります。
なので結果的に除雪時には前輪のチェーンはあまり必要性を感じません。
うちの駐車場は一部斜面になっていて、
イラッとするのはその坂を登れないときくらいですね。
というわけで、道路を走行することがかなり多いので走行性をとります。
走行性がいい方が作業時間はずっと短縮できますし。
もうそんなに活躍してほしくないんですけどね(笑)
本日の松之山温泉は雪。
一日中、雪です。
あちゃの。