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正法寺の十王像

2016/09/21

松之山藤倉にある龍厳山正法寺。
開山は天正元年(1573)年。
現在29世。

正法寺の寺宝『十王像』は
松之山の有形文化財に指定されています。

y200708111.jpg

十王像は十王信仰によるもので、
十王とは地獄の裁判官のことだそうです。

真ん中の上にいるのが、そう『閻魔王』!

人が亡くなると7日ごとに法要をしますが、
これは7日ごとに裁判をされているのだそうです。

初七日-秦広王
十四日-初江王
二十一日-宋帝王
二十八日-五官王
三十五日-閻魔王
四十二日-変成王
四十九日-泰山王

追加の裁判が…
百ヶ日忌-平等王
一周忌-都市王
三回忌-道転輪王

これで十王というわけです。

いやはや、
人間とはそれほど罪深いものなのですね~
と思いきや、
各回の審理で問題ないとされた場合は、
次の審理には行かないそうです。

極悪人も一回、極善人も一回。。。

まあ、人間生きているときには
いいことも悪いこともしているわけで、
それ相応の裁判にかけられるわけです(^_^;)

この正法寺の十王像は、
室町から戦国時代にかけてのものと、
江戸前期の補作と制作年代が違うそうです。

ちなみに写真上部には、
これも正法寺の寺宝。
「子安観音座像」と「子安観音立像」が安置されています。

ちなみにちなみに、
明日行われる「上杉房能500年忌法要」ですが、
管領塚は代々正法寺が供養していて、
明日の法要も正法寺の檀家が主催です。

ちなみにちなみにちなみに、
現在の正法寺本堂は安政三(1856)年のもの
その時の寄進一覧に、

y200708112.jpg

ご先祖様の名前がありました~

そう、我が家も檀家。
本日準備に行ってまいります!
暑そう~

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