降雪前の公力
携帯電話の
カーナビアプリがうまく使いこなせない宿六です。
こんばんは。
ほぼ必要ないんだけどね(^_^;)
今日は公力でした。
公力とは、集落の共同作業のこと。
道普請といったりしますね。
温泉街(松之山湯本)では、公力(こうりき)といいます。
今日の作業は、
ズバリ、冬の準備です。
休憩小屋やガードレール、
立て看板などが雪で壊れないように撤去しまたり、
薬師堂や、温泉駐車場の「峡谷の灯籠」の冬がこい
等々が主な内容です。
この公力は、
単に集落の環境整備や施設維持のためだけではなく、
みんなで作業するというところが大事なんですね。
そこがなければ、
業者に頼めばすむことなんで。。。
自分たちでやるから、
看板一つにしても大事に扱うし、
自分たちでやるから、
施設に愛着がわくんですね(^.^)
そして何よりも、
集落の「和」を形成するという意味で、
とっても大切な共同作業なのです。
一年に何回も、
何年もやっていると、
誰が命じたわけでもないのに、
不思議と、
それぞれの担当みたいなのが決まっていて、
親方が「それではお願いします」
というと、
何も言わなくても各々の持ち場に向かうんです(^.^)
これって結構凄いことだと思うんですけど。。。
みんなでワイワイと
冗談を言いながらの作業は
なかなかいいもんですよ~
写真は、
冬がこいされた峡谷の灯籠