首都圏への旅~酒場ふくろ編~
埼玉県議会の自民党県議団が提案した
虐待禁止条例の改正案が物議をかもしていますね。
ごく簡単に言うと、
小学3年生以下の子供を一人にするのは虐待に当たるというものです。
・子どもを家においてゴミ出しはダメ
・子どもだけのおつかいダメ
・子どもだけの登下校はダメ
・子どもだけで遊ぶのはダメ
という感じですね。
さらに近所の人が見つけた場合に通報義務があるという。。。
これは常に大人が子供についていないと達成できませんよね。
家庭事情的に不可能な場合も相当多いと思います。
かなりの反対意見が集まっているようで、
結局今日の午後取り下げになったようです。
松之山は大雪警報が出ていても
子どもたちだけで学校に行きますけどね(笑)
まぁそれは極端として、都会はそんな感じなのでしょうか。
少なくとも議員の複数が賛同して提案したのでしょうから、
一部の人はそうなんでしょうね。
上のような行いが「置き去り」に当たるというのは
少し首をかしげる部分です。
しつけや教育、経験といった部分のほうが大きいような気もしますが。
さて。
続きです。
翌朝、埼玉県を出て、大嫌いな満員電車に揺られ(笑)
池袋に到着。
配偶者は美容院に行くとのことで、私は朝食へ。
池袋の朝食会場といえば、酒場ふくろですね。
何軒か24時間営業の店があり、いろいろと探検しましたが、
やはり、ふくろがいいです。
24時間じゃなくて、8時半開店なんですけどね。
朝なので、さっぱりと貝などを。
焼きたらこ。
これをチビチビ食べながらが最高でした。
私が食べていたら、対面のお客さんも頼んでいました(笑)
なぜ、ふくろがいいかというと、
まずつまみの種類が多くて、かつ出来立てのものが出てきます。
そして…
安い!
8:00~となっていますが、8:30開店です。
そして、一番面白いのは人間観察です。
コの字のカウンターになっているので、お客さんがよく見えます。
いろいろな人がいるんですよ。
それを観察しているのが実に面白い(^^)
旅行者は私くらいのもので、ほとんどが常連さんだと思います。
社交場のようになっていますので。
以前はたばこの煙がもくもくしていたのですが、
最近は禁煙になったので非常に快適です。
難があるとすれば、生ビール以外は瓶での提供という点でしょうか。
焼酎もウイスキーも180mlの瓶で出てきます。
割り物の炭酸なども瓶。
飲めなくはないですよ、飲めなくはないですが、
朝からウイスキー1合はちょっとね~(笑)
でも同じ水商売をしているものとしては
非常によく考えられているシステムだと思います。
まず提供が圧倒的に早い。
そしてお客さんは自分の好みの濃度で飲むことができる。
飲みきりなのでボトルキープのデメリットがない。
ボトルキープってボトルを置く場所が必要だし、
いつ来るかわからない客のボトルを
長い期間おいておかなければならないし、
売上も平均的にならないしでけっこう大変なんですよね。
実際飲みきりサイズを売ったほうが売り上げは上がると思います。
そしてこれまた考えられていて、
瓶がケースごと、氷やグラスもカウンターの内側に置いてあって
店員さんはすぐに出せるんです。
動線が一直線ですから。
さらに会計も席で行います。
店員さんがレジまで行くことはありません。
動線が一直線なんです。
最小限の人件費で営業できるわけです。
ね、朝食を食べているだけでなく、勉強もしているんです(笑)
つづく。
本日の松之山温泉は曇りのち雨。
すかっと晴れません。
あちゃの。