日記

ハヤブサ消防団第1話の放水をやってみた

県立十日町病院は

来春からの分娩を休止する方向とのこと。

産婦人科は継続して診療するようです。

先日は糸魚川病院も同じような体制になるニュースがありました。

過疎と医師不足のダブルパンチで

地方の子育て事情は深刻になるばかりですね(*_*)

順調な出産であれば、

遠隔地にある病院でもスケジュール通りの入院、

出産が可能でしょうが、緊急の場合は困りますよね。

これは極論かもしれませんが、

ほとんどの若者が出産までは医療体制のしっかりした都会で過ごし、

その後は地方にUターンやIターンするようになるかもしれません。

一番の問題はターンするかどうかという点ですかね。

なかなか難しい問題です。

 

さて。

ハヤブサ消防団というドラマが放映中です。

それこそIターンした若者が主人公です。

消防団というタイトルですから、

消防団の活躍する場面がたくさん出てくるのですが、

第1話では火災現場で放水する場面がありました。

 

先日、我が消防団でも同じ方法で放水訓練をしてみました。

ポンプ車には可搬ポンプが搭載されています。

通常は

水利-自動車ポンプ-可搬ポンプ-火点

と中継します。

なぜならば自動車ポンプのほうが出力があるからです。

ドラマ内では

水利-可搬ポンプ-自動車ポンプ-火点

と中継しました。

しかも自動車ポンプからは2線延長。

ようするに水を2か所から出していたわけです。

実際にこれができるのか?と。

 

やってみました。

 

左の青丸の地点が水利です。

そこには可搬ポンプがあります。

そこからホースを3本つないで自動車ポンプに。

自動車ポンプからは写真を撮影している私が1線放水しています。

問題なく適切な圧力で放水できました。

もう1線は右の青丸のところです。

こちらはバルブを少し開けた時点で水が足りなくなりました。

もちろん私が持っているホースも圧力が足りなくなりました。

2線は無理という結論です。

駄菓子菓子。

ご覧の通り、高低差がかなりあります。

20mほどはあるでしょう。

これはドラマ内とは違います。

ドラマ内ではフラットでした。

これは大きな違いです。

フラットな状態であれば可能なのかもしれません。

時間がなくて検証できませんでした。

可搬ポンプにはC-1とB-3という機種があります。

B-3のほうがパワーがありますので、ドラマはB-2では?

という疑問もあったので見直しました(笑)

C-1でした。

私たちの部と同じ装備ですね。

ドラマの現場では水利に自動車をつける余裕がある場所で

かつ火点も近かったので、

普通は自動車ポンプで揚水し中継せずに放水するでしょう。

まぁ演出という部分もありますからね、エンタメなので(^^)

富岡甘楽広域消防本部が監修しているようなので、

ドラマの放水方法でもいいということだと思います。

 

ということで、

毎年恒例の温泉街防災訓練は23日に行われます。

 

 

本日の松之山温泉は晴れ。

暑いです。

 

 

あちゃの。

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