配管掃除
松之山温泉は手強いね!
こんにちは、松之山温泉 和泉屋の宿六です。
身体にはいいんですけどね(^^)
さて。
このところ気温が急低下ですね。
そうなるとお風呂の温度が。。。
春先の暖かくなる頃と今の時期には微妙な調節が必要です。
当館のお風呂は全て温泉温調です。
つまり、お風呂に注ぎ込まれる温泉の量で温度を調節しています。
内湯はセンサーによって管理しています。
温度が下がるとたくさん温泉がでて、一定の温度になると止まります。
その他に、常に注ぎ込まれている温泉があります。
この常に注ぎ込まれている温泉の量の微調整が必要なのです。
露天風呂はセンサーがありませんので、手作業で温泉の量を調節します。
今、貸切露天風呂は全開状態です。
これから真冬になると温くなってしまいます。
なぜか?
配管内が詰まっているのです。
温泉のおそらくはカルシウム成分が凝固して配管内に付着し、
それがドンドン大きくなっていくのです。
こんな感じ。
けっこう凄いでしょ?
どうしてこういう風になるかというと、少量しか流していないからです。
管内にいっぱいになって流れて、そして出口で出ていれば、こうはなりにくい。
でも、この25mmの管いっぱいから出ている松之山温泉には入浴できません(笑)
熱すぎるから。
管内にとどまっている温泉の成分が内部に付着し、ドンドン成長するのです。
ちょいちょい掃除すればいいじゃん!
と思うじゃないですか。
ところがそう簡単にはいかないんですよ。。。
ちょっと考えれば理由がわかると思いますが(^^;)
貸切露天風呂の配管は幸い露出しています。
そして、以前詰まった箇所のパイプを交換したときに、
糊付けをしませんでした。
そう、外れるんです(笑)
そこで、水道のつまりを取るワイヤーを使って。。。
胃カメラと大腸カメラをやっているみたいなもんです(笑)
でもカルシウムの塊が取れるわけではありません。
あくまでも温泉の流れ道を少し広げる程度。
もしくは、狭くなった道に詰まっている固形物を流す程度です。
この程度でも、温泉の量は増えます。
これで解決できない場合は配管そっくり交換(@_@)
今回はこれで大丈夫そうです(^^)
ちょっと様子見ですね!
本日の松之山温泉は雨。
冷たい雨の中の作業でした。。。
あちゃの。