食べある記

村上の塩引き鮭

旅に出た夢を見ました。

こんばんは、松之山温泉 和泉屋の宿六です。

春まで松之山を出ることはありません(笑)

願望か?(^^;)

 

さて。

東日本の年取り魚と言えば鮭ですね~

年取り魚…知らない人もいるかもしれませんね。

大晦日に歳神様を迎える膳に供える魚のことです。

昔々、内陸に住む人にとって、

魚は正月くらいしか食べられなかったのです。

今のように流通が発達していない時代に、

海から遠く離れた地でどうやって魚を食べるのか?

塩漬けですよね~塩鮭。

この塩鮭はおそろしくショッパイです(^^;)

そうしないと傷んでしまうからなのですが。

 

塩引き鮭はちょいと違います。

塩漬けした後に流水で洗って、干すのです。

特に村上では日本海の寒風で陰干しするそうです。

そうすることでアミノ酸醗酵し熟成します。

それがこれ。

201701041

 

なんと!

年末にいただいてしまいました(^^)

何と美しい姿に色つや。

手間がかかっていることが見ただけでわかりますよね~

 

塩引き鮭は焼くのみ。

201701042

 

これが最高においしいのです。

まさに、ちょうどよい塩梅。

身はパサパサしていなくてシットリしています。

ご飯のお供に、そしてお茶漬けでも~♪

 

さらにこの塩引き鮭は皮がうまい!

干す前にきれいに洗うのだそうです。

焼いてもヌメヌメしていないんです。

食べ終わった皮を焼いて食べます。

201701043

 

これが皮せんべいのようで美味。

カリカリ(^^)

やはり村上の塩引き鮭は一味も二味も違います。

お取り寄せもできますので、皆さんもぜひお試しください!

 

 

本日の松之山温泉は雨。

冷たい雨。

 

 

あちゃの。

 

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