第3回 大地の芸術祭 総入場者数
2016/11/16
大地の芸術祭の入場者数が発表されました。
大地の芸術祭に35万人入場
宿六日記でもお伝えした中間報告から、
大きく数字をのばしました。
後半の来場者数がかなり多かったようです。
やはりメディアの力が大きかったのでしょう。
詳しく見てみます。
入場者数349,000人。
前回よりも144,000人(70%)の増。
前々回に比べると倍増だと思います。
森の学校キョロロ 33,800人。
まつだい農舞台 29,200人。
うぶすなの家 22,700人。
最後の教室 21,700人。
脱皮する家 21,400人。。。
キョロロが一番入ったようですね。
芸術祭以外のお客様も結構いるでしょうから、
当然といえば当然の結果かも知れませんが、
一日670人以上の入場者数というのは大したものです。
今回は「空き家」と「廃校」が主な舞台だったわけですが、
そこに前衛的な作品ばかりではなく、
生け花、彫刻、陶芸といった
親しみやすい作品が多く展開されたことで、
割と中高年のお客様が多かったという気がします。
それも成功の要因だと個人的には思います。
さて、記事中の市長の発言。
「行政主体の継続は難しい。
民間活力を生かし、新たな組織による実施が適当と考えている」
ここがターニングポイントですね。
ここが、というか「今」ですね。
3回の芸術祭が残してくれた財産を
生かすも殺すも。。。
行政主体は難しいと明言していますから。