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2016/08/11

共同浴場「熱すぎる」と観光客から苦情

どこの温泉地でもありがちな問題です。

基本的に温泉地に住んでいる人は
「熱好き」だと思います。
ちょっと語弊がありますね。。。
熱い温泉がでている温泉地で、
共同浴場を利用している方々は、
とした方がいいかも知れません。

かくいうオラも「熱好き」です。
肌がピリッとするくらいが気持ちいいです。
ですので、我が家のお風呂は
オラにとって「ぬるい」んです。
お客様が入ることを前提にしていますので、
これはこれでいいんです。

ただ共同浴場となると。。。
地元の方も観光客の方も入りますので、
なかなか温度設定が難しい。

観光客が「ちょっと熱い」くらいにすれば?
と思う方もいらっしゃるでしょうが、
地元民の「熱好き」はレベルが違います。
記事内の共同浴場は46度とのこと。
これは・・・オラでも入れません。
草津温泉、野沢温泉、共に共同浴場が、
観光客にも開放され湯の町情緒を
醸し出していますが、
両方ともやっと何とか入れるくらいの温度でした。
オラが入ったときは。。。
おそらく観光客の大半の方は、
入れないんじゃないでしょうか?
最近は行っていないのでよく分かりませんが。。。

今、お風呂での事故防止、お肌への影響、
代謝の促進、などの観点から、
一般的に推奨されているお風呂の温度は、
ちょうど40度くらいでしょうか。
温泉の場合は42度くらいが快適とされています。

これでは、ぬるいんです。

ではどうするか?
どうしましょうか?

物理的に不可能な事と予測できる上で、
敢えて提案するならば。。。

1.浴槽を2つにする(熱いのと温いのと)
1.地元用と観光客用の共同湯をわける

これしかないと思うんです。

自宅にお風呂など必要なく、
ずっと共同浴場を利用してきた地元民に、
「観光客が入れないから、ぬるいお湯で我慢して」
というのは、ちょっと違う気がします。
熱いお湯の共同浴場。
代々その熱いお湯に浸かってきた地元民。
それは大げさな言い方をすれば、
ひとつの文化遺産だと思います。
その温泉地の歴史であり、次代に伝えるべき遺産。
その建物、その浴槽、その温度、その生活様式、
その管理、そこでの会話、そこでのふれあい。。。
ずっと変わらずに「そこにある共同浴場」は、
その温泉地の重要なシンボルなのです。

一方で、より多くのお客様に温泉を楽しんで頂くために、
意固地にならずに共同浴場のあり方を変えていくべきだ
という主張もあって当然だと思います。
温泉地に住んでいるのであれば、
多かれ少なかれ観光客の方からの
恩恵を受けているわけで、
その観光客が利用しやすいようにするのは、
恩恵を受けている地元民にとって、
当然考えるべき重要な選択肢のひとつだと思います。

じゃあ、どっちなの?

上の2つの結論しか思い浮かびません(^_^;)

それが無理ならば?

観光業従事者としては答えは出せませんが、
一温泉ファンとしては、「前者」です!

ズルイ答えかも知れませんが。。。(^_^;)

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