エコすぎる冷蔵庫「雪室」
気温差20℃は初体験の松之山温泉和泉屋の宿六です。
こんばんは。
昨日はお隣の津南町にある雪室を見学してきました。
雪室とは雪を利用した冷蔵庫です。
電気冷蔵庫のない時代には、
松之山温泉の各旅館もそれぞれ雪室を持っていて、
野菜などを冷やしていたと聞いていますが…
現代の雪室はもっともっと規模の大きなものです。
体育館の半分くらいの建物の中に雪がこのように入っています。
この雪はもちろんこの春に入れたもので、まだ十分な量が残っていますね。
室温は約5度。湿度は100%。
寒いです(笑)
手前に見えるのは枝豆でした。
すこし雪室貯蔵することで付加価値が付くんだとか。
壁を挟んで隣が野菜室です。
これ全部大根。
この寒い室内で、葉を切ったり選別したりしていました。
大変な作業ですね。
見学した雪室は最も単純な作りのもので、
送風機などの電力は一切使わず、
壁を挟んで隣の雪の冷気が、
天井付近の隙間から隣の野菜室に流れ込むという方式で、
かなりエコなシステムでした(^^)
雪室のメリットはもちろん、ランニングコストが激安だと言うこと。
そして商品に付加価値をつけることができること。
時期をずらして出荷できること。
などですね!
逆に必要条件としては、
雪があること(当たり前ですが)
雪室を作る広くて雪を入れやすい土地があること。
初期投資が大きいこと。
などでしょうか。
当然のことながら高い断熱効果を要求されるので、
建設コストがかかりますね。。。
雪室ってすごくいいのは分かりますし、雪はとっても沢山あるのですぐにできそうですが、
それがなかなか。。。(^_^;)
隣のハウスでは枝豆の選別中。
全部手作業。
こうやって、手間暇を掛けて消費者の元に届くんですね。
とっても勉強になりました。
ありがとうございました。
お世話になったのはこちら
↓
http://www.kuranokura.com/
R117沿いで直売所もやってます。
本日の松之山温泉は曇り時々雨。
気温低め。
あちゃの。