スポーツ タイガース

A.R.E.

読みたくはないでしょうけど、一応総括しないと(笑)

セ・リーグの全日程が終了しました。

おかげさまで我がタイガースは

18年ぶりの優勝を飾ることができました。

18年というと、やっぱり長かったですね。

何度かチャンスはあったのですが…

特に2年前のゲーム差なしの2位は…ね。

 

今シーズンは青柳投手と西投手が不調で、

クローザーの湯浅投手が故障で長期離脱した時点で、

あぁ、今年も厳しいなぁと感じていました。

二桁勝利を計算できる先発ピッチャーとクローザーですからね。

ところが新戦力の村上投手と大竹投手が

十二分に穴を埋める活躍をしてくれて、

さらには岩崎投手がクローザーとして

素晴らしい働きをしてくれました。

結局、村上、大竹、伊藤、才木、西、青柳で117試合の先発。

おそらく中5日は一度もなく、ブルペンデーもほとんどなく、

無理のないローテーションで回せましたね。

長いシーズンを考慮したローテーションは見事でした。

リリーバーも同じことで、

調子のいい投手を1軍へ、調整が必要な選手は2軍へ、

この入れ替えがうまく行った印象です。

それだけ力のある投手が多いという証左でもありますが。

チーム防御率2.66はセ・リーグでは唯一の2点台、

12球団ナンバーワンの成績でした。

 

もともと投手力はよかったのですが、

優勝の一番の要因は得点力のアップでしょう。

チーム本塁打84本は12球団ワースト2ですが、

555得点は12球団ナンバーワンです。

チーム打率はそこまで突出はしていませんが、

盗塁、犠打、得点圏打率…そして特筆すべきは四球数です。

昨年の358から今年は494と前年比138%となりました。

必然的に出塁率が上がり、得点力もアップしました。

1番の近本選手が54打点、2番の中野選手が40打点、

8番の木浪選手が41打点と、

チャンスメイクする打順の選手が

勝負強いバッティングをしてくれたことも大きかったですね。

3番と6番という重要な打順が最後まで固定できませんでしたが、

ルーキーの森下選手がいいところで活躍してくれました。

 

エラー数は相変わらず12球団ワーストでした。

土のグラウンドということもありますが急には減りませんね。

駄菓子菓子。

今シーズンは守備位置を固定できたことが大きかったと思います。

中野選手のセカンドコンバートは大成功でした。

木浪選手とのコンビで昨年までは見られなかったような

ダブルプレーを何度も見ることができました。

センターの近本選手はもはや語る必要なし。

キャッチャーは梅野選手と坂本選手の併用でしたが、

梅野選手がケガで離脱した後は

坂本選手がほんとに頑張ったと思います。

9月の11連勝は坂本選手があってこそだったと思います。

見事な活躍でした。

センターラインの重要性を感じましたね。

 

個人的な推しの大山選手も素晴らしい活躍でした。

ついにタイトルを獲りましたね。

最高出塁率。

おそらくゴールデングラブ賞は間違いなく、

ベストナインにも選出されるのではないでしょうか。

それほどにファーストの守備も素晴らしかったです。

全試合4番で先発出場したのは2009年の金本さん以来で、

生え抜き選手となると、なんと1985年の掛布さん以来とのことです。

球団5人目の快挙。

そして今シーズンはよく走りました。

99個の四球を選び、とにかく塁に出て、

そして佐藤選手などのタイムリーで爆走して

ホームインする姿を何度も何度も見ましたね。

凡打でも常に全力疾走で、

まさにプレーでチームを引っ張ったと思います。

数字的には物足りない部分もあると思いますが、

MVPでもおかしくない活躍でした。

 

入団以来5年連続のタイトルホルダー

近本選手はもう語る必要がなく、

最多安打の中野選手も素晴らしかったです。

この2人はゴールデングラブとベストナインを獲るでしょう。

佐藤選手の92打点も見事でした。

前半戦の不調からここまで数字を挙げてくるとは思いませんでした。

後半戦の独走の立役者は佐藤選手でしたね。

村上投手の最優秀防御率も見事。

そして以前も書きましたが実質史上最高のWHIPは驚異的です。

大竹投手は惜しくも最高勝率のタイトルは逃しましたが、

一人で貯金10という大活躍。

伊藤投手は自身初の規定投球回数をクリアし、

2.39という抜群の安定感でした。

個人的にうれしかったのは才木投手ですね。

トミージョン手術を受けて一度は育成選手になりましたが、

昨年3年ぶりの勝利を挙げて、

今年はシーズンを通してローテーションを守りました。

規定には届きませんでしたが、

防御率1.82、WHIP1.04という素晴らしい数字を残しました。

まだ24歳、凄いピッチャーになりそうな気がします。

最後に…岡田監督(笑)

とにかく目先の勝敗に固執することなく、

シーズンを考えた選手起用が印象に残りました。

采配も極めてオーソドックスだったと思います。

一場面だけ強烈に憶えていることがあって、

1塁にランナーがいて、相手は左ピッチャーの時に

バッターはノイジー選手だったと思うのですが、

左の島田選手を代打に出しました。

最初は???だったのですが、

1塁ランナーが盗塁成功後に島田選手に

代打原口選手を出したときに合点がいきました。

ホームベース近くに立つ島田選手だと

キャッチャーが2塁に投げづらいんですね。

その後原口選手が見事にタイムリーヒット。

これには恐れ入りました。

京田選手と熊谷選手の交錯プレーの時の猛抗議も印象的でした。

あの抗議からグッとチームが一つになったような気がします。

さすがのベテラン監督で人心掌握術に長けていますよね。

 

今シーズンはシーズン初めに恒例の予想をしませんでしたね(笑)

カープとスワローズが全く予想外の成績でした。

スワローズは優勝争いに絡んでくると思っていたし、

カープは厳しい戦いになると思っていました。

わからないものですね(^^)

それにしても今シーズンのプロ野球観客動員数は凄まじいです。

声出し応援もできるようになったし、

やっぱりプロ野球はこうでなくちゃと思ったシーズンでした。

来年は公式戦を観に行きたいなぁ~(^^)

 

本日の松之山温泉は雨。

風も強かったです。

 

 

あちゃの。

人気ブログランキングに参加しています
清き一票をお願いします(笑)
↓↓↓

-スポーツ, タイガース