インボイス制度始まる
安芸の宮島では今日から訪問税の徴収が始まったそうです。
観光客がフェリーに乗る際に100円を払います。
たかが100円と思うなかれ、
ちりも積もればで平年の税収は3億円を見込んでいるそうです。
持続可能は観光地づくりや、
オーバーツーリズムへの対応にも使われるとのこと。
東京などの宿泊税と同じような性格ですね。
いいことだと思います。
また別のニュースでは厳島神社の鳥居を
水上バイクでくぐる不届き物がいるとのこと。
神をも恐れぬ所業ですね。
厳しく取り締まってほしいものです。
私はまだ厳島神社に行ったことがありません。
いつか行きたいですね(^^)
また、今日から最低賃金がアップされました。
新潟県は一気に41円の上昇です。
鶏が先か卵が先かというような感じですが、
物価が上がるから賃金を上げる、
賃金を上げるためには物価を上げなければならない。
上手いこと回ればいいんですけどね。
さて。
いよいよ今日からインボイス制度が始まりました。
なんて言ったらいいんですかね。
よくわからん(笑)
当館は消費税課税業者なので当然登録しました。
小規模な個人商店やフリーランスで仕事をしている方などの
免税事業者は相当悩みますよね。
唯一無二の技術や商品、才能のある事業者は
登録しなくても仕事はあり続けるでしょうけど。
たとえば、抜群においしいコメを生産する人からは
免税のままでも引き続き仕入れをするけれど、
ほんのわずかな差しかなければ
登録事業者から仕入れましょうということになるわけですね。
一つ一つの取引の消費税は小さいかもしれませんが、
それこそちりも積もればで合計すれば大きなものになります。
まぁ売上に関しては適格請求書を発行すればいいだけなので、
それほどの負担ではありませんが、
とにかく仕入れと経費の事務処理が…もうね。
消費税10%と8%があるだけでも煩雑なのに、
それにプラスして免税、課税を分けなければならないわけです。
さらにですよ。
電子帳簿保存法ですよ。
これがまた相当厄介で、
何をどこまで保存する必要があるのか、なかなか難しい。
松之山温泉合同会社まんまでは通販をしていますが、
注文はメールでくる、これは保存。
販売管理はソフトで行う、納品書等はソフト内なのでそのまま。
送料は運送業者のシステムからダウンロードして保存。
決済も決済業者のシステムから以下同じ。
決済もカード決済と代引きではまた違う。
みたいな感じになるわけです。
当館でも某巨大通販サイトをよく使いますが、
ビジネスアカウントなので今までは
月別に合計請求書をプリントして支払いをしていました。
しかしこれからは、
通販サイトに出店している店舗の取引毎に
適格請求書をダウンロードして保存する必要があります。
その中には免税事業者があったり、
10%があり、8%があり…というわけです。
何でも免税事業者がすべて課税になると
2500億円の税収になるそうですが、
インボイス制度に対応するためには
4兆円のコスト増となるとのこと。
これもう、誰得なんだ?という感じです。
弊社は私の業務量が増えるだけですので、
コスト増ではありませんが(笑)
時間に対して賃金は発生しないのでね(T_T)
私は税制の知識が全くなくて、
完全に的外れな見解かもしれませんが、
消費税導入時に全事業者に対して
納税義務を課せばよかったんじゃないですかね。
そして軽減税率などを設けずに、
一律にすればよかったんじゃないですかね。
たしかに生活必需品が高くなるのは
それはそれで大変は大変ですが。
でも最初から「そういうものだ」というほうが
分かりやすいですよね。
導入に当たって国民の批判除けというのも
わからないではないですが。
ねぇ。
そんなことを言っても決まってしまったものは仕方ないので、
今月から頑張ります(笑)
本日の松之山温泉は曇りのち雨。
今雨が降り出しました。
あちゃの。