サイホン式で排湯
新潟出身の力士、豊山関の引退には驚きました。
11月場所では十両で10敗ということで、
これは幕下陥落かなぁと思っていた矢先でした。
幕内優勝した阿炎関も幕下陥落から今の成績ですし、
照ノ富士関も横綱まで登りつめました。
朝乃山関も来場所は十両復帰が濃厚です。
また這い上がってほしい!と思っていたのですが。。。
どうやら肘のケガが深刻のようですね。
肘が痛いと力が入りません。
ひとまずは、お疲れ様でした、ですね(^^)
さて。
かなり寒くなってきましたね。
露天風呂は気温と天気の変化によって、
まったく温度が変わってきます。
特に野湯は屋根がありませんので、もろに影響を受けます。
かけ流しなので、熱い温泉が入りますが、
オーバーフロー排湯なので、
かき混ぜないと熱い温泉はそのまま排湯されます。
グリーンシーズンは上部が熱くて、下部が温くて、
入浴するとちょうどいい感じになります。
またオーバーフロー排湯なので、
飛来してきた細かなものは流れ出るメリットもあります。
駄菓子菓子。
冬になりますと、下部の温泉の温度がかなり下がり、
熱い源泉を入れても入れても温い状態になってしまいます。
お客様が頻繁に入っていれば、
かき混ぜられるので平均的になりますが、
そううまくはいかないものです。
特に深夜はクローズしますので。
そこで、サイホン式の排湯装置の出番です。
じゃん。
太さの違う2本のパイプです。
細い方は排水口に刺さっています。
そこに底部に切り込みを入れた太いパイプを重ねます。
こんな感じ。
お風呂の上部に新しい熱い源泉が入ると、
浴槽の底部の温い温泉が細いパイプから排湯されるわけです。
これで浴槽内の温泉の温度差が少なくなります。
完全に平均的になるというわけにはいきませんが。。。
それでも全然違います。
熱い源泉をドバドバ入れられれば、
こんなことをする必要はないのかもしれませんが、
入っていると熱泉が身体を直撃します(笑)
また実際、それほど潤沢な源泉量がありません。
機械的にお湯を循環させる方法もありますね。
実際試したこともあるのですが上手くいきませんでした。
結局、このアナログな方法に行きついたわけです。
見た目が悪いのが難ですが。。。
本日の松之山温泉は晴れ。
貴重な晴れ。
あちゃの。