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国上寺のイケメン官能絵巻

さて、昨日の続きです。

燕市にある越後で一番古いお寺、国上寺ですが、

歴史は古いが住職の感覚は新しいということで、

去年ニュースになったことがあるんです。

 

文化財指定の本堂にある日本画を描いたのです。

それが「イケメン官能絵巻」。

 

イケメンという言葉も、

官能というお寺とは真逆のモラルも、

看板の色も異色です(笑)

SNS炎上供養も気になりますが。。。

 

こちらがイケメン官能絵巻が設置されている本堂。

 

どんなイケメンが?

と思いますよね。

国上寺にゆかりのあるこの5人です。

 

とりあえず観てみましょう。

本堂に向かって、左に一周します。

 

観音様?の両脇に義経と弁慶です。

 

左側の壁。

 

 

義経。

 

良寛と酒呑童子。

 

弁慶と謙信。

 

本堂の裏に行って。

 

弁慶と良寛。

だいぶ官能的になってきました(笑)

 

謙信、酒呑童子、義経がご入浴。

 

これは…何でしょう?

尾が蛇の猫?

 

本堂に向かって右側です。

良寛。

 

良寛が腹で、

首にのっているのが、酒呑童子と弁慶。

 

尾の方では謙信と義経が鍔迫り合い。

 

本堂の外からも観られます。

少し距離があるので全体像が分かります。

 

本堂左側。

 

裏。

 

 

 

本堂右側。

 

住職の思いが書かれています。

 

作者は日本画家の木村了子氏とのことです。

 

何が問題になったかというと、

まず文化財なのに勝手に作っちゃったってこと(^^;)

そして絵画の作風がお寺とマッチしないこと。

近くの子供たちが遠足で行ったりするのに

教育上いかがなものかってこと。

変更申請は住職が失念していたそうで、

後日提出したそうです。

燕市の教育委員会は、当初遠足で国上寺に行くことを

禁止する通達を出したとのことです。

 

どうなんですかね?

2019年の4月公開ということで、

本堂の日の当たる正面は本来の彩色が少し落ち着いて、

そんなに違和感は感じませんでした。

裏は鮮やかです(笑)

れっきとした芸術作品なので、オラはいいと思いますが。

もしかしたら数百年後に国宝になるかもしれない。

もっとも古いお寺が凄く新しいことに挑戦する。

ちょっと勇気をもらいました(^^)

 

実際はかなり大きな絵画なので、

凄く迫力があります。

是非実物を見てくださいね。

 

 

本日の松之山温泉は晴れ。

暑くなりました。

 

 

あちゃの。

 

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