簡易保険団体払込制度
一昨日、松之山温泉簡易保険払込団体の会合がありました。
なんだい?それは?
という感じでしょうか(笑)
簡易保険は分かりますよね、郵便局が扱う生命保険です。
医師の診断等が必要ないので
簡易保険と呼ばれるようになったとのこと。
正確には日本政府と日本郵政公社がおこなっていた
簡易生命保険のことです。
現在は株式会社かんぽ生命保険のかんぽ生命ですが、
簡易生命保険とかんぽ生命は別物です。
窓口は郵便局ですけどね(^^)
昔々その昔。
簡易保険には団体払込制度というものがあったんです。
簡易保険に加入している人々が団体を組織して、
本来郵便局が行う保険料の集金などを代行した見返りに
保険料を割り引くという制度です。
我が集落にもその組織があるのです。
それが「松之山温泉簡易保険払込団体」です。
集落全戸が簡易保険に加入しており、
割り引かれた保険料が払込団体に還付されます。
そのお金を、集落のさまざまな事業に助成をしていたわけです。
集落のまとまりがあるからこその恩恵ですね。
集落としてもとても助かる制度でした。
駄菓子菓子。
2007年の郵政民営化に伴い簡易保険は終了。
もちろん団体払込制度も廃止となりました。
割引制度がなくなったので、
団体に還付されるお金も無くなりました。
現状、資金管理を行っているだけで、
団体はそろそろその役割を終えようとしています。
平成の世も終わります。
いい節目…ですね(^^)
「昔はこんな組織があってなぁ」などと語れるくらい
オラも歳をとってきました(笑)
本日の松之山温泉は晴れのち雨。
夕方から雨です。
あちゃの。