藤川球児の1000奪三振が凄すぎる
一昨日の試合で、藤川球児投手が
NPB通算1000奪三振を記録しました。
史上146人目だそうです。
たまたまテレビでLIVEで観ていましたが、
見逃し三振に取ったストレートはボールでしたね(笑)
審判も人の子ですから、思わず手を上げちゃったって感じ。
見逃し三振の時のジェスチャーは審判の見せ所ですから!
それはそうとして、146人目というとそれほどでも…
と思うかもしれませんが、
史上最速という冠がつきます。
これまでの記録は野茂英雄氏の871イニングス。
藤川投手は、な、なんと771イニングスと2/3で達成。
ほぼ100イニングス違います。
大幅な記録更新でした。
これがどれくらい凄いかというとですね、
771回2/3ということは、アウトカウントで2315です。
そのうち1000アウトが三振ということになります。
実に43.19%。
1試合に当てはめてみると27アウトの43.19%ですから、
毎試合11.66個の三振を取っているってことになります。
現在、楽天の則本投手が6試合連続二桁奪三振を続けていますが、
藤川投手はそれをキャリア分続けているんです。
13年以上。
日本で史上最多奪三振は言わずと知れた金田正一氏です。
4490個。
ものすごい数ですね(笑)
5526回を要しています。
これを藤川投手のペースに当てはめると…
7167個となります(^^)
まぁ、このような比較はあまり意味がないといえばないのです。
なぜならば、先発投手とクローザーという違いがあるから。
先発投手は長いイニングを投げますからね。
三振をとるよりも、1、2球でアウトを取った方が省エネです。
その点、クローザーは1イニングなので目一杯行きますから。
歴代の奪三振記録上位を見ると、ほとんどが先発投手です。
多くのイニングを投げるので当たり前と言えば当たり前です。
その中で、ほぼ抑えで1000奪三振という凄さ。
おそらく先発以外のイニングでの奪三振だと
史上最多ではないでしょうか?
最多セーブ記録の中日岩瀬投手は通算785個。
そして大魔神・佐々木主浩氏は通算851個です。
(MLBを含めると1093個)
全盛期のスピードはないとはいえ、
現在でも藤川投手のストレートは非常に魅力的です。
人差し指と中指をくっつけた握りから、回転数の多い、
変化の少ないストレートを投げますね。
まさにストレートという、とっても気持ちのいいボールです。
今はインターネットという便利なものがありますから、
全盛期を知らない少年ファンも
当時のピッチングを見ることができますよね~。
知っているオラが見てもスッキリします(笑)
少しでも長く見ていたい投手の一人です!!
写真は2009年。
本日の松之山温泉は曇り時々雨。
蒸しますね。
TORITANI METER 1915
あちゃの。