雪中作業
2016/07/14
朝、除雪をしていたら上の集落から歩いてきた人に言われました。
『けやきんきゃ折れててそ。おらぁ、足ゃわりんだんがやっと通ってきたて。』
『どこらだえ?』
『どんど焼きするとこだ』
『ほしゃぁ、役場に連絡しとくぜ』
(標準語訳)
「ケヤキの木が倒れていました。私は足が悪いので通るのに苦労しました」
「どのあたりですか?」
「どんど焼きするところです」
「では、役場に連絡をします」
それでも、現場を確認してから役所に連絡しようと思い、見てきました。
確かに木の枝が雪の重さで折れて、道をふさいでいます。
しかもご丁寧に
雪上車で踏みつけてあるではありませんか(*_*)
そう、ココは除雪路線ではありません。
う~ん、そんなにデカイ枝じゃないし向かってみるか!
と、スコップとノコギリをもってきて、撤去作業開始。
手をつけずに、役所にお願いするのはなんだしなあ。
取り敢えずやってみて、無理ならお願いしよう。。。。
自分の地域は自分たちで守らなければ!などと勝手に解釈して、いざ!
これくらいの木なら、ズルズルっと抜けるでしょう。
と思う方もいるかもしれませんが、枝が埋まっていてビクともしません。
掘れるところは掘って、埋まっている枝はノコギリで切って。
これが、なかなか切れないんですよ。
ついさっきまで生きていた木なので、水分を含んでるし、
更に雪に埋まっているので『逆エビ固め』状態。
あまりに深く埋まっているのは、そのまま「埋葬」。
それでも、何とかかんとか掘って切って、動くようになりました。
よし、これで引っ張れば。。。
と思い、力を込めたら、
「バキッ」一番太い股がまっぷたつ。
勢い余ってオラはスッテンコロリン、スッテンテン。
日本昔ばなしじゃないんだから。。。
20分くらいかかって撤去できました。
撤去後の道。