マクロビオティック 山の幸

塩の子

最近辛いものが苦手になってきた松之山温泉 和泉屋の宿六です。

こんばんは。

元々そんなに強いわけではありませんが。。。

さて。

塩の子ってご存じですか?

松之山に古くから伝わる保存調味料です。

ググってもほとんどヒットしないので、知らない人がほとんどでしょう(^^)

強烈にしょっぱくて辛いんです!(笑)

辛いわけは材料にあります。

これ↓

ピーマン?と思うでしょうが、かぐら南蛮という野菜です。

新潟県の中越地方を中心に作られています。

最近では松之山でも作っている農家があって、

無人市から大量に買ってきたものです。

これをみじん切りにするのですが…

このフル装備が必要なんです!

目や手はヒリヒリ、鼻はムズムズでくしゃみ炸裂(笑)

厨房も閉め切って仕込みをしないと館内も大変なことに。。。

それを塩と糀に合わせ発酵させると完成。

こんな感じ。

郷土食なので各家庭によってレシピは違います。

当館のものは塩を控えたまろやか系です。

たとえばこんな使い方をします。

焼きゴマ豆腐のアクセントとして。

他にも棚田鍋の「味変」調味料としてもお出ししています。

爽やかな辛さなので何にでも合うと思いますよ~(^^)

と言いつつ、買えるかというと売っているのは見たことがありません。

かぐら南蛮味噌とかは結構あるんですけども。

もしかして、幻の調味料か?!

興味のある方は当館でのお食事の際に、

「塩の子を舐めてみたいのですが。。。」と一言どうぞ(笑)

本日の松之山温泉は曇り。

寒くなりました。

あちゃの。

よろしくお願いします
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