上越市大島区菖蒲の飯田邸
先日、R405を走行していると、
「菖蒲深山蕎麦まつり」という看板を発見。
会場の飯田邸には車がたくさん止まっていました。
14:00ちょうど。
14:20までと書いてあったので「すわっ!」と
思って車を降りましたが「営業終了」。。。
駄菓子菓子。
杉の木立の向こうに新しい茅葺の屋根が見えたので、
車を降りて見物に。
足場がかかり、作業中のようですね。
足場も木の足場で昔ながら。
こだわりの職人のようです。
裏側。
茅葺屋根の補修は一部のようですね。
この飯田邸は、上越市大島区の菖蒲集落にあります。
1853年築と言いますから、166年前の建物ですね。
入母屋造りの大きな中門があり、
越後で特徴的な中門造の主屋です。
2014年に登録有形文化財に指定されています。
建物も凄くて立派なのですが…
もっと凄いのはこの菖蒲集落の皆さんです。
所有者は遠く離れてお住まいとのことで、
なかなか維持管理ができない状況の中、
集落の皆さんが保存会を結成し手入れをしているのです。
2011年の長野県境地震で大きな被害を受けましたが、
様々な支援を受けながら、以前の姿まで復旧したとのこと。
すばらしいですね。
ただ建物を維持するだけでなく、
この蕎麦まつりをはじめ、いろいろなイベントをしています。
残念ながら参加したことはありませんが、
ぜひ内部も見学したいものです。
この菖蒲というところは松之山と同じくらいの豪雪地です。
大変な雪の中、160年以上も建っている建物。
機会があればぜひ訪れてみてくださいね。
松之山温泉から30分くらいです(^^)
本日の松之山温泉は晴れ。
気温上昇。
あちゃの。