薬師堂近くで工事が行われています
昨日の鳥谷選手のヒーローインタビューは良かったですね(^^)
さて。
温泉街の奥に鎮座する薬師堂ですが、
すぐ近くで工事が行われています。
大きな重機が入っています。
何の工事かといいますと、
アームが置いてあるコンクリートの建物の解体工事です。
この建物は電気室で、この下には水道タンクがあるんです。
水道タンクの撤去まではしないと思いますが、
この建物とその周辺を撤去すると結構いいスペースとなりそうです(^^)
この水道タンクを使用していたのは…
いつまでだったのでしょう?
おそらく上下水道が整備されたころにはお役目御免だったと思います。
湯本集落の簡易水道が完成したのが昭和30年代前半ですので、
そのころに出来た施設と思われます。
お役御免になった後は使われていなかったかというと、
そうではありません。
山の水をためておき、冬場の流雪溝の水源となっていたのです。
どうしても山の水が少なくなりますので、
朝の除雪が来る時間帯にバルブを開けるのです。
勢いがあるのはせいぜい1時間。
その間に一斉に流雪溝に雪を投入するわけです。
で…詰まると(笑)
集落の若手がこの「流雪溝係」に任命されるわけですが、
まぁ、大変な仕事なわけです。
バルブを開けると言っても、除雪車がその上に雪を置いていきます。
まずその雪をどかす作業。
バルブのマンホールを見つけるのも大変なんです。
そして水を出したはいいが…詰まると(笑)
詰まりを解消しないと雪が入れられませんから、
その面倒を見なければなりません。
オラも若かりしときに拝命しましたが、
毎日4時起きでしたね(^^;)
まぁ、この話をすると長くなりますので。。。
現在はこの係はありません。
別の場所から水源を取り、かつ余剰温泉が入っています。
さらに道路は消雪パイプですので、入れる雪の量が全く違います。
詰まることはありません。
この薬師堂脇の水道タンクは、
長野県境地震の際に水漏れが発生し、
それからは一切利用されていませんでした。
で、この度の解体となったわけです。
長い間お疲れさまでした、ですね(^^)
朝、薬師堂へ行く途中の参道。
明らかに吸ったばかりの吸い殻。
悲しいですね。
どういう思考回路をしているんでしょうか?
今日は朝から気分が悪かったです(-.-)
本日の松之山温泉は晴れ。
フェーン現象で暑かった。
あちゃの。