オールスター終わり後半戦へ
プロ野球のオールスターは
タイガースの選手が躍動しましたね。
原口選手の2本塁打も凄かったですし、
梅野、藤川、ジョンソン、青柳選手も力を発揮しました。
中でも、近本選手のサイクルヒットは凄かった!
youtubeでいろいろな動画を見ると、
テレビ中継では映らないことがけっこう見えて面白い。
まず、大差の2アウト1塁の場面で、
外野スタンドのファンからの
「もっと前!もっと前!」という声に応えて、
ドンドン守備位置を前にする
ライト近藤選手、センター西川選手、レフト秋山選手(^^)
近本選手の打球は左中間へ。
秋山選手はやや緩慢に打球を追い、
やや緩慢な送球で中継に入った源田選手へストライク送球。
この時、1塁走者の坂本選手は3塁を周ったばかり。
ホームに投げれば確実にアウトのタイミングです。
ホームに投げれば、近本選手の3塁打は消えます。
タッチアウトなら、3アウトチェンジで2塁打。
悪送球をすれば、ワンヒット・ワンエラーで2塁打。
セーフになるようなストライク送球は
タイミング的にあり得ない。
ここで源田選手が何をしたかというと…
ホーム方向へのフェイク(偽投)!
これをすることによって、
ホームに投げても間に合わない演出が一つ。
完全に3塁はアウトのタイミングで
いったんスピードを緩めた近本選手に
ホームに投げる間に3塁に進めるというゴーサインが一つ。
そしてちょっと焦りが出て、
3塁への送球に影響が出るという布石が一つ。
この3つを一瞬のうちにやっちゃった(笑)
そして3塁へ絶妙なショートバウンドの送球。
サードの松田選手がグラブの上げ方で
イレギュラーしたように見せながら後逸、
さらに豪快な空タッチと審判へのアピール&顔芸(笑)
時間にしてわずか30秒ほどの間に、
パ・リーグの3選手と、ランナーとコーチ、
5人による見事な連係プレーでした。
さすが一流選手です。
塁上の近本選手が松田選手と源田選手、秋山選手に
会釈するのが微笑ましかったですね。
そして、外野スタンドの「ありがとう」に答える秋山選手、
頭上で拍手をして称える西川選手も素敵でした。
ネット上では賛否両論あるようですが…
いいじゃない、オールスターだもん(^^)
だいたいね、あの状況であの打球を打った時点で
近本選手のものです、球場内のすべてが(笑)
さて。
明日から後半戦ですね。
後半戦とは言っても、シーズンは6割がた終わっています。
もはや、ジャイアンツの優勝は揺るがないでしょう。
投手陣の安定感から大型連敗はないと思います。
我がタイガースはベイスターズと同率の2位。
2位から5位までは、わずか2ゲーム差です。
2位というと、良さそうな気がしますが…
最下位に終わった去年も
オールスター明けはこんな感じの成績でした。
秋の大失速はタイガースの定番ですから(笑)
先発の5人は安定感があり、リリーフ陣はリーグ屈指。
問題は攻撃陣ですね。
3番の糸井選手が好調を維持しているので、
1、2番の出塁率と「4番の仕事」が
カギを握るのは間違いありません。
新外国人のソラーテ選手と契約しましたが、
ソラーテ選手の打撃がいい感じなら、
思い切ってセカンドを守らせてみてはと思います。
まずまずヒットの出ている高山選手はそのままで、
復帰する福留選手と原口選手はここぞの代打。
1 8 近本
2 6 糸原
3 9 糸井
4 5 大山
5 4 ソラーテ
6 3 マルテ
7 7 高山
8 2 梅野
この超攻撃型でいってみてもらいたい(^^)
でもそうすると、外国人枠の問題が…
悩ましいところですね~
まぁ、ソラーテ選手が打てれば…の話ですが。
4番の大山選手は、先日も書きましたが、
よくやっていると思います。
最終的に、.280 20本 90打点くらい打ってほしい。
オラ世代のタイガースファンは「4番サード」を
追い求めているんです。
場内アナウンスの「よばん、さーど」というフレーズで
ゾクッとするんです。
これだけはジャイアンツファンに理解してもらえると思う(笑)
理解…できるでしょ(^^)
だから、大山選手にはファーストでなく
サードを守ってもらいたいんです!
楽しみですね~
とにかく、ファンを喜ばせる試合をしてもらいたいものです。
全部勝てるわけはないのですから、
負け試合も納得できる負け試合が観たい。
若い選手が多いのだから、溌剌としたね(^^)
期待しています!
本日の松之山温泉は曇りのち雨。
予報通りです。
あちゃの。