千葉ロッテマリーンズ×習志野高校
昨日、何気なくチャンネルを回すと
(いつまでたってもチャンネルは「回す」ですな)
千葉ロッテマリーンズvs中日ドラゴンズの中継をしていました。
しばらく観ていると、
いつもはコールだけのマリーンズの応援団から
楽器の音がします。
それもかなりの大音量、かつ一糸乱れぬ見事な。
画面に映し出されたのは…
習志野高校吹奏楽部の皆さんでした。
習志野高校吹奏楽部といえば記憶に新しいのが「美爆音」ですね。
春の甲子園であまりの音量に若干のクレームが入ったという
凄まじい応援です。
吹奏楽界では「東の横綱」と言われ、
全日本吹奏楽コンクールの金賞の常連とか。
道理で素晴らしい演奏だと(^^)
高校生の両側にはマリーンズファン。
高校生の中ほどにトランペットを吹いているのは応援団でしょうか。
おじさんでした(笑)
写真ではなんですから、
パ・リーグTVのyoutubeチャンネルの動画を貼りますね。
どうでしょうか。
すごいですよね~!
なぜ、習志野高校吹奏楽部が応援しているの?って話です。
マリーンズは「ALL for CHIBA」というイベントをしています。
千葉県内の12市とフレンドシップシティ協定を結んでいて、
特別なユニフォームの袖に各市の名称が入ったロゴを掲出して
試合を行うのですが、昨日は習志野デーだったのです。
習志野高校の出演は昨年からだそうで、
今年は球場外での応援パフォーマンス、
試合前セレモニーと国歌斉唱の演奏、
そしてスタンドでの応援をしたとのこと。
素晴らしい地域密着型のイベントですよね。
何が凄いかって、習志野高校が良しとして参加することです。
公立高校ですからね~英断と言っていいかと。
おそらく中間テスト後の余裕のある時期だとは思いますが、
本来であればコンクール向けの練習をするところ、
時間を割いてマリーンズの応援練習をするわけですから。
でも、それもいい練習になるんでしょうね。
部長の酒井さんはこのように言っています。
『昨年の共同応援で千葉ロッテマリーンズ応援団の皆様から学ばせて頂いた「応援曲を瞬時に切り替える力」を今年は存分に発揮し、選手の方々を鼓舞できるように心の底から全力で応援したいと思います。』(千葉ロッテマリーンズ公式サイトより)
習志野高校にとっては
とてもいいブランディングの機会になっていると思います。
帰りが遅くなり心配だという保護者の方もいるでしょうが、
マリーンズの招待ということですから、
そのあたりも万全な体制をとっていることでしょう。
マリーンズにとってもいいことづくめです。
〇一生懸命応援をしてくれる。
↑選手はうれしい。
〇将来的にマリーンズのファンになってくれるだろう。
↑これは間違いなくファンになる子が多いでしょう。
その子、その孫と繋がっていきますね。
〇ニュースになる。
↑球団と千葉県のPRになりますね。
〇グッズが売れる。
↑ちゃっかりとグッズ販売しています。
生徒たちが着ているTシャツも販売しています(笑)
まぁ、生徒の分はプレゼントでしょうが。
〇チケットが売れる。
↑ZOZOマリンスタジアムの収容人員は30,100人。
昨日の観客動員数は…30,318人です。
今シーズンの平均が21,524人ですから、約9,000人増。
逆言うと、習志野高校吹奏楽部の観客動員数が凄いんです(^^)
平日のナイターですよ(笑)
何度も言うようですが、素晴らしい取り組みだと思います。
Win-Winですよね。
昨日は習志野高校のオリジナル曲
「レッツゴー習志野」を演奏していましたし、
習志野高校出身の福浦選手兼コーチの
応援歌としても使われています。
また、習志野高校は自校の応援の際に、
マリーンズのチャンステーマ「モンキーターン」を演奏します。
とっても微笑ましい関係性ですよね。
パ・リーグの特に地方をフランチャイズにしているチームは、
地域に密着した取り組みをしています。
うかうかしているとセ・リーグも実力だけでなく人気でも
パ・リーグに負けちゃうかもよ。。。(^^;)
本日の松之山温泉は曇り。
これから荒れるのでしょうか。。。
あちゃの。