奴奈川姫
昨日は神社に行ったという記事を書きました。
何で行きたくなったかというと、奴奈川神社だったからです。
答えになっていませんね(^^;)
奴奈川姫は頚城、なかでも松之山郷にとってもゆかりがあるからです。
奴奈川姫(沼河比売)は古事記に登場する女性で、
高志国(北陸から越後)を統べていました。
出雲国の八千矛神(大国主命)に求婚され、
間に産まれた子が建御名方神で、
信州の諏訪大社の祭神となったとされています。
ですので、糸魚川から頚城郡にかけては、
奴奈川姫にゆかりのあるものがたくさんあるんです。
松之山はといいますと、嫌な求婚相手から逃げる途中で、
松之山を訪れたという伝説が残っています。
詳しくは下記をご覧ください。
そしてお隣、旧松代町では「奴奈川」という地名が存在します。
昭和34年に松代町と合併する前は、
奴奈川村という村がありました。
犬伏に居を構えた奴奈川姫が自分の子である
建御名方神を訪ねようと渋海川ぞいに浦田村から信州を目指したが、
残念ながら断念した場所が奴奈川村であったと。
何度も行き来をして宿をとった場所で、
村の人は姫の徳を慕って奴奈川と名を付けたとのことです。
旧奴奈川小学校は大地の芸術祭の作品が置かれたりしています。
奴奈川姫もビックリですね(笑)
実にロマンあふれる伝説ですね。
出雲と高志の交易があったことは間違いないようなので、
もしかしたら実在していたかもしれないしね(^^)
そういうことに思いをはせるのが楽しいのです。
本日の松之山温泉は曇り。
暖かい日です。
あちゃの。