十日町の着物工場を見学してきました~その1~
人生で着物を着たのは…むこ投げの時だけです(^^;)
腹周りに何かいっぱい入れられた(笑)
さて。
昨日は十日町の着物工場の見学に行ってきました。
県では十日町の着物をさらにアピールしようと、
工場見学を広く受け入れようとしているそうで、
そのモニターという位置づけでの参加でした。
基本的に着物の知識は全くありません(^^;)
振袖と訪問着と浴衣の差ぐらいはわかりますが。。。
モニターとすれば最適でしょう(笑)
一軒目は桐屋さん。
辻が花を製作している工房です。
辻が花とは染の技法のことで安土桃山時代に最盛期を迎えました。
時の権力者が好んで着用したようです。
江戸時代に友禅染が普及すると急速に廃れていって、
技法や語源も定かでないことから「幻の染物」と言われています。
その工程は↓
型付けから見学スタートです。
白生地の上に型をのせてもち米から作った糊をのせていきます。
柄に合わせて切り抜かれた型を
白生地の柄に正確に合わせ無ければいけません。
熟練の技です。
この糊がのったところは染めない部分です。
続いて、引き染めの作業。
記事をピンと張って、刷毛で色を付けていきます。
水をスプレーしてぼかしを作ったり。
職人さんの頭の中に柄や色、ぼかし具合もインプットされていて、
正確に色を付けるんだとか。
熟練の技です。
その後蒸して、色を定着させて、糊を洗い落とすと、
手描き友禅の作業です。
筆を使い、一か所ずつ色を付けていきます。
とても繊細な作業です。
熟練の技です。
そして、また蒸して色を定着させ、次は絞りです。
この絞りが辻が花の特徴です。
特殊な糸を使って、一か所ずつ糸を巻き付けていきます。
おそろしく根気のいる仕事ですね。
熟練の技です。
この作業は、おばあちゃん職人さんが自宅でやっているとのこと。
絞った糸をほどくと、1尺くらいある幅は半分くらいになります。
それを、凹凸が残るように伸ばしていくそうです。
そしてやっと反物が完成。
大変多くの工程を経て、着物は作られているんですね~
工房とは少し離れた展示スペースで完成品を見せてもらいました。
超豪華です!!(^^)
園遊会で伊調馨選手が来た着物が桐屋さんの着物だそうですよ。
https://mainichi.jp/graphs/20170420/hpj/00m/040/007000g/8
桐屋さんのWEBSITE
本日の松之山温泉は曇り時々雨。
夕方からぱらついています。
TORITANI METER 1922
交流戦最多安打記録達成!305安打
あちゃの。