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ONSEN

風呂のイメージ

5つの無料貸切風呂

2021年のリニューアルで男女別大浴場という概念をなくし、すべてのお風呂を『貸切制』にしました。内湯2カ所、露天風呂3か所、計5か所の貸切風呂は予約不要かつ無料です。他のお客様に気兼ねすることなく、大切な方とプライベート感のある入浴タイムを楽しめます。
5つのお部屋に対して5つの貸切風呂。
小さな宿だからできる「松之山温泉独り占め」という贅沢な時間をご堪能ください。

日本三大薬湯 松之山温泉

南北朝の昔(約700年前)、一羽の鷹が同じ場所に舞い降りるのを不思議に思った木こりがその場に行くと、コンコンと湧く温泉で傷ついた羽を癒していたことから発見されたといわれる松之山温泉。室町時代には時の守護職上杉房能の娘が湯治に来ていたという記録が残っており、以来薬効高い温泉として温泉を愛するお客様でにぎわってきました。
塩分濃度が高くよく温まることが最大の特徴で、草津、有馬と並び「日本三大薬湯」と称されています。
近年では泉質の良さもさることながら、90℃を超える源泉温度を施設や料理にECO利用するなど新たな時代を迎えています。

露天

元湯

かけ流しの露天風呂。お湯を張るときも極力加水をしませんので松之山温泉の魅力をダイレクトに楽しめます。泉質を求める方におすすめのお風呂です。

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元湯

露天

翠湯

こじんまりした露天風呂からは、春は若葉や山野草や山菜、夏は深緑と草花、秋は紅葉、冬は雪景色と四季の変化を楽しめます。風雪弱く冬でも入りやすい露天風呂です。

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翠湯

内湯

双湯

やや温めとやや熱めの2つの浴槽があるので、好みの温度でお風呂を楽しめます。特に温いお風呂は半身浴など発汗目的の入浴に適しているのでデトックス効果を期待。

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双湯

内湯

古湯

昭和29年建築時と変わらない扇形の浴槽。当館で最も深いお風呂で水圧によるマッサージ効果が期待できます。車座に縁に腰掛けながらのおしゃべりも楽しめます。

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古湯

露天

野湯

屋根がなく野趣あふれる露天風呂。周囲から丸見えなので女性は水着や湯あみ着OKです。月見、星見、雪見とワイルドに楽しめます。雨雪の日には山笠をかぶってどうぞ。

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野湯
ご入浴時間 15:00-23:00 6:00-10:00
清掃の時間 [翠湯・双湯・古湯]10:00-12:00 [元湯・野湯]10:00-15:00
お風呂の比較表
名称 野湯 古湯 双湯 翠湯 元湯
タイプ 露天風呂 内湯 内湯 露天風呂 露天風呂
給湯方式 かけ流し方式 常時源泉注入
循環ろ過方式
常時源泉注入
循環ろ過方式
常時源泉注入
循環ろ過方式
かけ流し方式
浴槽の大きさ 5名様ほど
(3.78㎥)
5名様ほど
(2.75㎥)
6名様ほど
(1.82㎥+1.90㎥)
4名様ほど
(1.89㎥)
3名様ほど
(1.01㎥)
カラン&シャワー シャワーブース 3か所 3か所 シャワーブース シャワーブース
湯温の安定感
開放感
タイプ    シニア
ヤング
ファミリー
カップル
温泉の供給方法と温泉表示について
双湯・翠湯・古湯 常時源泉注入
循環ろ過方式
循環ろ過 温泉資源保護、温度管理および衛生管理のため循環ろ過をしています
加水 清掃後、お湯を貯める際に加水しています
野湯・元湯 かけ流し方式 循環ろ過 ×
加水 清掃後、お湯を貯める際に加水しています
すべてのお風呂 温泉 常に新鮮な源泉を注入しています
加温 × 一切行っていません
消毒 定期的に塩素剤による殺菌をしています
入浴剤 × 一切入れていません

松之山温泉とはどんな温泉なのでしょう?

松之山温泉のプロフィール

温泉といってもさまざまな種類の温泉があり、ある一定の基準によって分類されています。松之山温泉はどのように分類され、どのような特徴があるのでしょうか?松之山温泉のプロフィールをご紹介します。

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ジオプレッシャー型の温泉とは

松之山温泉は近くに火山がないのに、高温で濃度の高い温泉が自噴しています。山の中なのにショッパイ温泉です。はたしてジオプレッシャーとは?それは松之山温泉の地質学的考察です。

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成分分析書

脱衣場などに掲示されている成分分析書。そこには温泉の成分はもちろん、効能や禁忌症なども書かれています。これを見ることによって、温泉の特徴が一目でわかる言わば温泉の取扱説明書です。

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湯守人よりちょっと一言

お風呂を管理するうえで一番大切にしているのは、松之山温泉らしさを楽しんでいただくことです。

浴室に入ると、あたたかい時期には低温サウナに入ったような圧迫感、寒い時期には真っ白な湯気に包まれます。息を吸うとほのかな油臭。この油臭はジオプレッシャー型温泉の特徴と考えられます。湯船に入ると上の方が熱めなために少しピリッとしますが、すぐに弱アルカリ性の柔らかさのあるお湯がしっとりと肌にまとわりついてきます。少し半身浴をして心拍数を整えてから肩まで浸かります。源泉をちょっとだけ舐めると強烈な塩味と苦み。しばらくすると、頭部が汗ばんできます。このタイミングで湯船から上がり息を整えるのがおすすめです。お風呂から出ると塩分が強い温泉とは思えない爽快感があります。お部屋に帰ってもなかなか汗が止まりません。塩分が毛穴をふさぎ、保温効果が抜群なのです。そして重厚な温泉に浸った後の心地よい疲労感に襲われることでしょう。

そんな松之山温泉の素晴らしさを堪能していただくために湯守をしておりますが、お湯の使い方や状態またはお風呂のことなどを説明させていただきます。

湯使いについて

松之山温泉の源泉は90℃以上あります。当館に供給された時点では、冬期間においても80℃以上の泉温を誇ります。そしてこの源泉の温度によって、お風呂の温度調整をしています。

つまり、お風呂の温度が低くなるとたくさんの源泉を入れ、高くなると源泉の量を減らすのです。双湯・翠湯・古湯は循環濾過をしていますが、配管の途中に温度センサーがあり源泉注入量が自動制御されています。それにより、いつでも同じ温度を保てるという大きなメリットがあります。野湯と元湯はかけ流しです。同じく温泉温調ですが、こちらは手作業で調整をしています。気温の変化、入浴人数、雨や雪などによって微妙な調節が必要となり、熱くなったり温くなっている場合もあります。

冬場はお風呂の温度を維持するためにたくさんの源泉が入っていますが、夏の暑い盛りには割りばしの先くらいの量でも十分に温度を維持することができます。

清掃後にお風呂にお湯を貯める際には加水をしていますが、同じように冬場は加水量が少なく、夏場は加水量が多くなります。貯まった後には加水はしません。

つまり…寒い時期のほうが浴槽内の温泉濃度が高いですし、鮮度もいいと言えます。

お風呂について

松之山温泉の湯花は決してキレイなものではありません。水と反応したり空気に触れたりすると発生する湯花ですが、松之山温泉の湯花は薄い褐色から黒ずんだ色までさまざまな色と形状をしています。浴槽内の極小さな褐色の塊もそうですし、湯口につくドロリとしたのもそうです。配管内で形成された黒ずんだのが出てくることもあります。見た目が悪いので気づいた際には網ですくっています。

お風呂の源泉は水面よりも上から入っています。源泉は熱いですから浴槽の上の方に貯まりますので、上が熱くて下が温いという現象が起きます。双湯の熱い方の浴槽、野湯でその傾向は顕著です。備え付けの湯もみ棒で攪拌してご入浴ください。

露天風呂は四季折々にまわりの様子が変わり、風を感じたり、開放感に浸れたりして気持ちの良いものです。しかし、屋外ということで弱点もあります。落葉の時期や春風の強い時などには葉っぱが舞い込んできます。また、夏場になるとプールで経験があるように、蚊やアブが近づいてきます。クモとはクモの巣を巡り追いかけっこをしています。冬には雪も舞い込みます。一日に何度となくチェックをしておりますが、追いつかない場合もありますのでご理解とご容赦をお願いいたします。ほとんどありませんが、気象条件や事故回避のためにやむを得ず予告なくクローズする場合があります。こちらも予めご容赦くださいませ。

清掃等

お風呂の掃除は定期的に行っております。保健所の指導もあり、毎日塩素剤による滅菌消毒をしています。お湯の状態によって塩素臭があることもございますが、人体に影響を及ぼす濃度ではございませんのでご安心くださいませ。

とくに露天風呂については清掃後、お湯を貯める前に塩素による浴槽の消毒を行っています。そうすることにより、藻などの微生物を除去することができます。

その他に、タイル等の汚れを落とすために薬剤を使用したり、配管の洗浄を薬剤を用いて行っておりますが、これらは休館日に実施しておりお客様のご入浴には全く影響はございません。

電話番号
和泉屋
〒942-1432 新潟県十日町市松之山湯本7-1
TEL:025-596-2001  FAX:025-596-2228