食べある記

富倉そば

「松之山は雪降った?」

「いやいやいや・・・」

というような会話が出始めた今日この頃、いかがお過ごしですか。

こんばんは、宿六です。

おそらく、

同じような時候の挨拶をしているだろう所に行ってきました(笑)

飯山市富倉地区。

すぐそこは新潟県という、奥信濃の最奥と行ってもいい場所ですね。

目的はそばです。

富倉そばといって、幻の富倉そばといわれています。

言われていた、が正解なのかも。

昔、雪で交通が不便だった頃、

貴重な食料だったそばを代々受け継いできたことから

幻の…ということになったようです。

特長はつなぎです。

一般的には、二八そばに代表されるように小麦粉ですが、

山間部では貴重な小麦粉が手に入らずに、

さまざまなものをつなぎに使っていますね。

妻有や小千谷では、布海苔を使います。

これも珍しいと思います。

富倉そばは、オヤマボクチというヤマゴボウの一種を使っています。

ごぼうではなく、葉っぱの葉脈ですね(^^)

富倉地区には2軒のお店があるようですが、

入り口にあった「かじか亭」さんへ。

平日だというのにたくさんのお客さま。

おそらく、そば目的なのでしょう。

大動脈の国道18号からはだいぶ離れていますので…

こちらがざるそば。

つゆはかなり濃口です。

そばは、十割そばに近いと言うことで、

とても風味の良いそばで、

つるりと喉ごしもいいですね!

美味しいそばでした。

中野市街でも食べることが出来るようですが、

やはり田舎の風景とともに食べた方が風情があるような気がします。

これを目的にいかないと食べられないのもまた趣がありますね。

皆さんもぜひお出かけ下さい!

国道117号から、国道292号線を上越方面に10分くらいでしょうか。

本日の松之山温泉は雨。

時折強く降っております。

あちゃの。

よろしくお願いします
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