すみ塗りの藁ってどうやって集めてるんでしょう?
久しぶりに南京結びをしました。
こんばんは、松之山温泉 和泉屋の宿六です。
めったにしないので時々やり方を忘れます(笑)
さて。
南京結びが活躍したのはこれ。
藁をいただきに行ってきたのです。
実はこの藁は1月15日に行っている「すみ塗り」の時に使います。
これです。
賽の神ですね。
何しろ大きいですから、大量の藁が必要になります。
しかーし、1月に入ってから藁を手配しようとしてもどこにもありません。
稲刈りは秋ですからね。
今のうちに確保しないと伝統行事ができないのです。
しかーも、はさかけ米でないとダメなんです。
コンバインで刈ると藁は裁断されてしまいます。
バインダーで刈って、はさに干して、脱穀した後にやっと手に入るものです。
非常に手間のかかったものなのです。
最近では再びはさかけ米が増えてきましたが、
15年くらい前は、本当に少なくて…
毎年同じ農家さんにお願いしていたのですが、
その方が高齢となって稲作をやめた際には、
藁の確保にかなり苦労しました(^^;)
現在は2軒の農家さんに依頼しており、
たくさんの藁を提供していただいております。
もちろんお礼は致しますが、大変助かっているのです。
ありがたいことです。
もう1軒は今週末の脱穀とのこと。
もう一度藁運びがあります(^^)
本日の松之山温泉は晴れのち雨。
急激に天気が変わりました。。。
あちゃの。