障子貼り講座
2016/08/08
昨日の投稿を読んで、
今日の記事の内容を推測できた方は、
かなりの「宿六日記マニア」です(^^)
題して「誰でもキレイに貼れる障子貼り講座」
まず、古い障子を剥がします。
雑巾やスポンジに水を含ませて、
桟をなぞれば剥がれます。
当館の宴会場は障子がいっぱいあります(^_^;)
のりを付けます。
最近ではのりの先に突起がついていて、
これを桟に当てて塗ると小量でまっすぐ塗れる、
優れものののりが売っています。
迷わずこれを使って下さい。
手間が全然違います。
予めテープを切っておきます。
このテープは養生テープをお勧めします。
ペンキ塗りの時とかに使うものです。
セロテープとかですと、
意外と接着力が強く、枠の色が剥がれたりします。
障子紙ロールを置きます。
向きにご注意下さい。
置いたら、すかさずテープで押さえます。
両端と真ん中、3カ所くらい。
しっかり留めないとずれちゃいますよ。
障子紙ロールをコロコロと転がします。
自体の重みでのりが付いてくれます。
端まで転がしたら、切ります。
ここでも予めテープを切っておいて、
半分ほど切ったら、切ったところを留めるようにすると、
巻き戻ることを防げます。
もったいないと思わず、枠の端まで引っ張って、
枠に合わせて切った方が失敗しません。
ここが勝負です。
このように貼れました。
さて余分な紙をカットします。
これが意外と難しいです。
でも前述の「のり」を使えば大丈夫です。
余分なところにのりが付かないので、
完全にのりが乾いてからでもカットできます。
逆にのりが乾いていないと、
カッターの刃が紙を破ってしまいますので、
ある程度乾いてから切り始めます。
ここで一工夫。
紙をカットするときに定規を使いますが、
この定規が滑るんです。
特に長いものは。。。
そこで定規の裏にザラザラしたテープなどを貼ります。
この時は布のガムテープ。
また、カッターの刃は勿体ないと思わず、
ドンドン新しくして下さい。
切れ味が勝負です。
完成!
やってみると意外と簡単ですよ(^^)