中越地震から15年が経ちました
昨日、10月23日で中越地震から15年が経ちました。
その後、2007年の中越沖地震、
2011年の新潟長野県境地震、
2019年の山形県沖地震と
新潟県は大きな地震に見舞われましたが、
オラが体験した初めての大地震は中越地震でした。
土曜日だったんです。
紅葉シーズンの土曜日で満室。
午後5時56分。
グラグラと大きく揺れて、電気が消えました。
オラは事務室で4歳のセガレと一緒に何かをしていました。
とっさに抱きかかえましたが、立っていられる程度の揺れでした。
ですので、物が落ちるようなこともなく、
眠っていた娘は眠ったままでした(笑)
館内を点検して、お客様を玄関まで誘導しましたが、
お風呂に入っているお客様は「？」という感じで、
何があったかわからない様子。
ただ、電気が消えました。
そして携帯電話が不通になりました。
すごく天気がよい夜で、放射冷却もあり冷え込みました。
お客様にお伺いすると、一組はお帰りになると。
その他のお客様は泊まりました。
料理はほとんど出来上がっていたので、
懐中電灯と蝋燭の光を頼りに食べていただきました。
電気が要らない灯油ストーブが数台ありましたので、
それで暖を取りながら一夜を過ごしました。
消防団でも一時出動しましたが、
特に大きな被害等がありませんでしたので自宅待機。
プロパンガスですので、ガスが使え朝食も用意できました。
ちょうど朝食前に電気が復旧。
お客様も無事チェックアウトしてお帰りに。
今と違って全く情報が入ってこない一夜。
唯一の情報源は車のラジオでした。
ですが、分かるのは震源地と各地の震度くらい。
朝、テレビをつけると甚大な被害に呆然としました。
当然のことながら、翌日からの予約はすべてキャンセル。
しかしながら、けが人もなく、家財も軽微な被害ということで、
痛いことは痛いですが、そんなことを言っていたら申し訳ない。
松之山温泉は昔から近隣の皆様にご愛顧いただいていましたので、
こんなときにこそ！
ということで、一週間ぶっ続けで十日町市の避難所に行って、
被災者の皆さんに炊き出しをしました。
各旅館にご飯をいっぱい炊いてもらって。
その後はマイクロバスの送迎付きで入浴サービス。
これは大変喜んでいただきました(^^)
あれからもう15年ですか。。。
日本では、この15年の間にも大災害がたくさんありました。
つい最近も台風の被害が…
災害があるとこの時のことを思い出します。
世界のすべての人や動植物が
平穏な日々を送れることを願わずにはいられません。
本日の松之山温泉は曇り。
気温は高めです。
あちゃの。
清き一票をお願いします（笑）
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