SNSでたまにこんなの見つけます
先日、何気なくTwitterをみていると、
こんなのを見つけました。
また、骨とう品と思ったでしょ?(笑)
そうではありません。
物でも写真でもニュースでもなく、論文です。
ハイリスクの温泉権等に投資した地元銀行・県外信託の観光デザインの結末
越後・松之山温泉の温泉権一括譲渡を素材として
う~む。
タイトルだけ見ると、
「新潟県の銀行が松之山温泉の温泉権に投資して、
どうもヤバそうな結末に…」
って感じで読めちゃいますが(^^;)
論文ですのでね、過去の話です。
これは滋賀大学名誉教授の小川功氏によるもの。
ネット上にオープンになっていますので、
リンクを貼りますね。
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/eml/Ronso/394/ogawa.pdf
論文特有の数字や引用が多かったりして、
読みやすくはありませんが、内容は面白いです。
現在、松之山温泉の所有者は十日町市(旧松之山町)ですが、
町が所有するまでの紆余曲折を解説しています。
要するに、夢を抱いて温泉の権利を所有したはいいが、
それには大きなリスクが伴っていたという話です。
オラは松之山町史しか読んでいませんでしたので、
温泉権が田辺家→赤羽家→松之山町と遷移したのは
承知していましたが、銀行云々の話は初見でした。
温泉に歴史あり!
ですね(^^)
本日の松之山温泉は晴れ。
暑くなりました。
あちゃの。