野鳥こけし作り体験
松之山の伝統工芸品と言えば「野鳥こけし」ですよね!
えっ?
知らない?
いやいや、松之山は「野鳥と天然温泉の里」という
キャッチフレーズで昔はPRしていまして、
野鳥こけしはお土産として人気があったんです。
松之山が雪に埋もれていたころ、
女性の内職として盛んに制作されていました。
ところが職人さんの高齢化、そして後継者不足で、
今存続の危機を迎えています(←少々大袈裟ですが)
その辺のところは、松之山ストーリーズをご覧ください。
これは自分たちでもやってみなければならない!
ということで、体験してきました。
野鳥こけしはたくさんの種類があるのですが、
今回は「めじろ」です。
この白い型に様々な部品をつけていきます。
最初は尾から。
これは実物の鳥の羽根から作ります。
これを作るだけでも結構大変。
型に尾と足とくちばしをつけたのがこれ。
この後は色とりどりの綿を張り付けていきます。
一心不乱に喉の渇きをいやしながら作っていたので写真はなし(笑)
完成まで3時間超。
作り手によって個性的です(笑)
一番手前がオラの作品。
後日、せっかくなので木にとめてみました(^^)
ん~かわいい(笑)
時間をかけて作り上げた我が子は愛着がわきますね。
いい感じに出来たように見えますが…
くちばしに綿が絡んでしまっています。
目の周りには糸を張り付けるのですが、最後の処理が甘い。
黄緑色の綿は羽根なのですが、腹の部分の綿との間に隙間が。
尾の所に型の白い部分が見えてしまっています。
そして、黄色い綿には皺が寄ってしまっています。
足の付け根の綿も均一に貼られていませんね。
自称、不器用なほうではないと思ってはいるのですが、
やはり一筋縄ではいかないようです(^^;)
初めてなので、一つ一つの部品が完成したときに
どのように見えるのか想像できなかったのが一番の敗因。
そして、最も大事なのは当然のことながら綿の貼り具合ですね。
全体を見ながら貼るということと、綿のちぎり方、糊の使い方。
この糊の使い方がポイントです。
ずばり慣れでしょう(笑)
まだ感覚を憶えているうちにリベンジしたいものです(^^)
本日の松之山温泉は雨のち曇り。
恵みの雨でしょう。
あちゃの。